シグナル判定関数を作成したらその関数を日々のデータに対して適用するように呼び出す必要があります。QuantXでは、その呼び出しは大元の処理で行われるため、初期化関数内で単にシグナル判定関数をシステム側に教えるために登録を行うだけで済みます。
これまでの記事で、初期化関数として定義した def initialize(ctx): 内にシグナル生成関数として、def _trade_signal(datas): の形で定義しています。この関数 _trade_signal を初期化関数で以下のように登録します。
ctx.regist_signal("trade_signal", _trade_signal)
たった、これだけです。regist_signalの第一引数でシグナル生成関数の名称を渡し、第二引数で実際の関数(ラベル)を渡します。
基本的には、ここまでで初期化関数 def initialize(ctx): が完成となります。以下のQuantXの基本構造の(3)のb売分を改めてご確認いただければと思います。
今回は簡単すぎましたが以上です。